ポルシェを買う時に考える。「ポルシェ最新事情」|月収500万男の独り言

ポルシェを買う時に考える。「ポルシェ最新事情」

ポルシェを買うときに考えるべき「最新事情」について書いてみたい。ポルシェといえば911。911と言えばポルシェ。その事情も最近は少しちがってきているように思える。

最新の718に観る。ポルシェの戦略つか・・

2016 Porsche 718

▲ポルシェ718ボクスター・・かっこよくねw

ポルシェ718の諸元を観て思ったこと

ポルシェ718の諸元を観てみると。

1250kg
300馬力

これ観て、ピンと来た人はポルシェ好き。

930ターボ

1350kg
300馬力(本国)

カレラ2 RS

1250kg
265馬力

ボルシェ911GT3 RS(997現行)

1420kg
500馬力

930ターボにかつて乗っていたリアルな実感

930ターボを一時期所有していた自分の実感として、

まず「軽い」ということ。「軽くて適度に小さい」

当時の930の唯一の欠点は、ミッションのギア比がワイドだったことぐらいで、適度に小さく、しかも軽い。シェル感が半端無く。「弾丸の中に乗ってる感」というか・・。

まさに「スポーツカー」という感じだった。

カレラ2RSにも乗ったが、

とにかく「軽さ」そして強靭なボディ剛性感と、

「宇宙一」と言われたブレーキシステム。

軽く吹けあげるエンジン。

「これ以上はない」と思えるレベルの「まさにレースカー」

NSXにタイプRがあり。ハコスカにGT-Rがあり。
ポルシェには「RS」があった。

そもそも、ノーマルの911も昔は軽かった。

軽さはスポーツカーの必須条件

車において、軽いということはすさまじいアドバンテージで、

車重が軽いということは、
運動性、ブレーキ性能などすべてにおいて影響を及ぼす。

スポーツカー好きにしてみれば、
どんなにハイパワーかを観るより何より。

まず、「車重」に目がいってしまうはずだ。

ポルシェ自身も不満に思っていたポイント

間違いなく、ポルシェは重量が次第に重くなってきていることについて、長らくポルシェを愛してきたユーザーの「ある種の不満」を感じ取っているはずだ。

同時に、ポルシェのエンジニア自身も不満をもっていたはずだ。
ライバルとのハイパワー競争、ハイテク競争・・

ニュル何秒の競い合い。
しかし、多くの車を愛する人々から次第に乖離してしまう。
ポルシェユーザーにしても同様の感があった。

その不満とは「重量」そして、価格である。

ポルシェ718 ボクスター ベースグレード 650万円

ポルシェ718の。この価格を観た時、正直驚いた。

ボクスターの中古車の別名をご存知か?

「最強の大人のおもちゃ」と現行モデルでも言われている。

しかし、ちょい乗りでも。昔からポルシェを所有してきた人間としては、ボクスターを買おう、ケイマンを買おうという気になりにくいのも事実だった。

「ポルシェと言えば911」その感覚も事実だ。

私は、ボクスターも2000年のはじめ頃に所有していたが、その時は、
「確かにポルシェだけど・・911の廉価版」という感じは否めなかった。911とは勿論違う。

運動性などは確かにポルシェのそれだが、スポーツカーかといわれると「うーーん・・」と思っていた。「やっぱ 993がいいな・・」そう思ったのだ。

ところが、今回の718はどうだろう?

「うへぇ・・こりゃ買いだw」
「早く乗ってみてぇ・・・・」

いや・・マジでそうおもった。

718は売れる。

ポルシェの本流は、今やケイマンやボクスターにある。

ケイマンのGT4に乗った。
まぁ、速いのなんのね。
楽しいし。

だけど・・それですら1340kgあるんだよ。
楽しいんだけど、そうじゃないんだよなぁ。

GT”x”と名がついて、あのサイズなのに1340kg・・
価格も1500万以上する。なら、911GT3買うな。

でもGT3は玩具にしては高すぎるだろw

ところが、718は650万 (2Lベースグレード )
650万なら・・

「あれやって・・これやって・・」

色々面白そうじゃん?そう思わないか?

エンジンこそ4気筒のターボになったが・・。


パッケージとして、現在の6気筒水冷は大きく重すぎるはずだ。
それに高価でもある。

ポルシェの意図は「軽さ」と「価格」
そして「スポーツカーとしての原点回帰」だ。

718ボクスターは現代の「スピードスター」以上だと読んだ。

ポルシェからの素晴らしいプレゼントになることを期待したい。

2016年02月02日| Edit
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